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偕成社文庫100本ノック91『りゅうのたまご』
「コロボックル物語」シリーズの作者で、日本のファンタジー小説の草分けとして知られる児童文学作家の佐藤さとるさんが、2017年2月に88歳で亡くなられました。
View Article偕成社文庫100本ノック93『大空の殺人 』
海外ミステリーの場合、語感って大切ですよね。なにげなく文中にでてくる言葉、とりわけカタカナ語の響きが作品の雰囲気や世界観を盛り上げてくれて、日本からほとんど出たことのない、埼玉の奥の方でひっそりと暮らしている私なんかでもすぐさま海の向こうへと連れて行ってくれます。
View Article偕成社文庫100本ノック94『ニルスのふしぎな旅』
鳥といっしょに空を飛ぶ。動物たちとおしゃべりする。10センチぐらいのこびとになり、こびとならではのはたらきで、人助け(動物も)をする。
View Article偕成社文庫100本ノック95『みどりいろの童話集』
小学校3,4年制の頃でしょうか。友達のうちに「ラング世界童話全集」(東京創元社版)が箱入りで何冊もあって、その本を読みたくて、友達の家に毎週遊びに行った記憶があります。なにがそんなに10歳の私を魅了したかというと、タイトルです。「ばらいろ」「そらいろ」「くじゃくいろ」……薔薇色、空色、孔雀色……いったいどんな色なんだろ??? 不思議な色別のネーミングに夢中になりました。
View Article偕成社文庫100本ノック96『車輪の下 』
舞台は19世紀末のドイツの小さな町。平凡な父親から生まれた、非凡な少年ハンスは、難関の神学校に入学するが、周囲の期待にこたえんとするばかり、その重圧にたえかね、ついにはひざを屈し、立ちあがる気力もなく、しだいに挫折と転落の一途をたどっていく。
View Article偕成社文庫100本ノック97『秘密の花園』
色とりどりの花が咲き乱れる季節が過ぎ、いっせいに緑がたちあふれる夏がやってきました。さわやかな風を送り込んでくれる夏の緑を肌で感じると、自然が「生きている!」とつげてくれるようで、心地が良いもの。
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